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2017.12.31 Sunday

パックンの語る『リベラルとは何か?』

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    日本において「リベラル」という言葉は、明瞭な定義が存在しないまま一人歩きしている言葉だと思います。

    つまり、使う人によって都合の良い意味で使われ、聞く人によって都合の良い意味で解釈されている言葉で、混乱の元になっている側面もあるのではないかと思います。

     

    この「リベラル」という言葉をテーマに、パックンが語ってくれている興味深い記事を見つけました。

     

    パックンが深堀り! 今年の政治のキーワード「リベラル」ってそもそも何?

    http://wpb.shueisha.co.jp/2017/12/28/97328/

     

    日本の政党は“右往左往”してる──パックンが「リベラル/保守」の矛盾をズバリ衝く!

    http://wpb.shueisha.co.jp/2017/12/29/97349/

     

    「リベラル」という言葉ほどでは無いにしろ、「保守or革新」「右翼or左翼」「小さな政府or大きな政府」といった色分けは、必ずしも明確ではなく、単純化できるものではないと常々感じていました。

    例えば「保守」政党が「改革」を主張しているなど、おかしな話は山ほどあります。

    そのあたりの曖昧さや矛盾を上手く指摘して説明してくれていて、とても分かりやすい話になっていると思います。

     

    先の総選挙についても、以下のような的確な指摘をしています。

    そういう意味では、総選挙で希望の党は「いい仕事」をしてくれましたよね。小池さんの「リベラルは排除します」は、「排除」というイメージの悪い言葉を使ったという点でダメというか、小池さんらしくないと思うんだけど、あの発言で民進党内のリベラルと保守の色分けがわかりやすくなりましたからね。そのおかげで、立憲民主党を立ち上げた枝野さんは「排除する」という言葉を使わずに、非リベラルを「排除」することができた! そういう意味ではよかったんじゃないですか。

     

    玉石混交で玉虫色の政党だった民進党を、希望の党がふるいにかけてくれたおかげで、むしろ立憲民主党の側が玉虫色の部分を「排除」した精錬された政党になることができた、という指摘はまさにその通りだと思います。

     

    また自民党の一強状態による弊害についても触れています。

    これは、戦後ずっと続いている「一党一強」による弊害だと思います。結局、自民党しか政権を担わないから、教育無償化みたいに本来は野党が主張していた政策も自民党の都合次第で「パクられて」しまう。そうなれば、野党の存在意義も特色も出せません。

     

    パックンには、日本語が達者なだけでも驚きなのに、大変な博識家で時事の話題に的確な指摘をしていて本当に驚かされます。

    2018.05.23 Wednesday

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